北海道ツーリングの悪夢

北海道ツーリングの悪夢と呼ばれるライダーのブログ。

初めて車で一人旅

知り合いの男が今年初めて車で北海道一人旅をすると宣言した。

 

やりたいこと。

キャンプ

バーベキュー

燻製

ご飯炊く

露天風呂

車中泊

 

話しているうちにわかったこと。

今揃っているのは、車、イス、テーブル。

テント張ったことない。

簡易バーベキューはカッコ悪いから嫌。

キャンプ場じゃカッコ悪いから野営がしたい。

燻製ってカッコいいからやってみたい。

道具も持ってないし、やり方知らないけどカッコいいからご飯炊いてみたい。

川とかと繋がってる野湯に入りたい。脱衣所とかあるのは嫌。ワイルドが良い。

飲み屋の帰りに車で寝て朝運転して帰ってるから車中泊の経験ある。

 

アドバイスを求められたけど、ことごとく「それじゃ冒険じゃない」と言われたので勝手にして下さいってなった。

 

冒険の話を楽しみにしています。

 

所詮ね、アドバイスを求めるけど「自分のイメージが大切」なので現実的なアドバイスなんて参考にする気ないんですよ。

親切な人ほど丁寧にアドバイスをするけど、アドバイスに疲れたベテラン勢は放置スタイル。

失敗したらわかるでしょ?って。

 

たしかに、失敗しないとわからない人が多いもんね

 

 

おしゃれキャンプ

おしゃれキャンプ

 

無駄が多い。

テントサイトに木製ラックとかいるか?

飾りとかいるか?室内の何種類ものラグとか必要か?

バースタイル。そんなに沢山の種類の酒持ってきて全部使うのか?飲むのか?

お洒落な木製食器の数々。

ストウブの鍋。

そこに住むのか?せいぜい一泊か二泊だろ?

 

…自分のためか⁇

褒められたいだけだろ。

本当は準備や片付けにうんざりしてるんだろ。

写真ばっかり撮ってインスタとかあげてるんだろ。

 

せっかくキャンプに来たんだから

スマホの電源切って、ダラダラ過ごせばいいんじゃないの?景色見て、ボーッとして、ゆったり。

洗い物めんどくさいからお皿は最低限。

料理も焼くだけとか。

片付け簡単なやつ。

 

好きにやればいいじゃん。

とは思うけど、内心「何が楽しいんだろうなー…お洒落キャンプって…」と思っています。

 

サービス精神旺盛な人じゃないと、あんなめんどくさいことやれないよね。知らない人に褒めてもらいたくて大荷物持ってさ。

もちろんツーリングライダーには無理なんですけどね。

 

北海道ツーリングに来る人達へのアドバイスは、お洒落より防寒着。

お盆に屈斜路湖であったハーレーのお姉さんはダウンとフリース持参。前年寒くて辛かったそうですよ。

 

 

 

 

 

 

 

人の金で旅をする

春になると日本一周スタートな人たちが動き出し

 

…人の金で旅をしたい輩が目につく季節になるんです。

 

こーゆーやつ…大っ嫌い。

たかだか日本一周でクラウドファンディングしてみたり、自分で稼がないで旅する理由を大袈裟に、いかにも意味があるかのように語り出すから馬鹿じゃないのか?と。

「東日本一周したいけどお金がないから一口500円から募金お願いしまーす。その代わりに、素敵な風景の写真ややって欲しいことをやってきます」

…お前しか得しないやん。

日本一周で人に夢を与えたいとか…本当に思ってんの?だったらキチンとしたスポンサーつけてみろ。企業納得させてスポンサーになってもらえ。

 

 

自分で貯めて、仕事辞めて、二輪の乗り物に自分の生活に必要なもの載せて自己責任で旅をする。

これはしっくりくるんです。 

 

世の中色んな人がいるので色んなスタイルがあるのはわかってるんです。

でも、私は人の金で旅するヤツがキライ。

それだけの話です。

 

なんかね、いやらしいヤツだな…と思っちゃう。

あれこれ理由をつけても、所詮人の金で旅してるんでしょ?と見下してしまう。

なんかあったら人のせいにするんじゃないか?とか、所詮他力本願だからロクな考え方してないんだろ…って差別してしまう。

私一人に差別されたって痛くも痒くもないだろうけど。

そんなの気にしてたら人の金で旅出来ないよね。

強いハートと謎の前向きな考えと誰から受けたかわからない使命感に燃えて旅をするわけです。

で、嫌になったら簡単に放り出すわけです。

 

 

あと、最近いらっとしたのが…

旅をしている夫婦が自費出版した本を売って旅の資金を稼ぎたいってやつ。

稼ぐって事は偉いんですよ。

ただ、知らん夫婦の旅の写真集なんて金払ってまで欲しいか⁇って所がポイントです。

無料で他人の旅写真とか見られる時代に、わざわざ紙媒体で数千円はらってまで欲しいと思ってんのか?ホンキで。

片腹痛いわ。

 

 

さて、毒づいたところで

北海道もそろそろ昼間はバイクに乗れる季節になりました。

熊も出没中。 お気をつけて。

 

 

 

 

寒気

来たよ

北海道に寒気です。
さむけじゃないよ
かんきだよ。

ヤドカリの薪ストーブが活躍する季節になりました。

ナイトランはやめよう。

泣きたくなるほど寒いです。
寒くて顔が切れそうに痛いです。
指先も感覚がなくなり
クラッチ操作が雑に。

早朝からのランは辛くなり
3時以降のランはお日様と追いかけっこです。
トンネルの中がとても暖かく感じます。

道内のライダーさんは
道外ナンバーのライダーがナイトランしてるの見て、バカだなーって言います。
ガソリンスタンドも閉まってる時間の移動はリスキーだからです。
なんにも知らないで北海道弾丸ツーリングとかしてると痛い目みます。
優しいライダーさんは色々教えてあげます。
今の時間だと〇〇のガソリンスタンドは開いてないから〇〇のコースが安全だよ…とか。
でも、私の周りの大半のライダーさんは「大人なんだから自己責任でしょ?」って放置です。
みんな同じ目にあってるからね。
体験したらいいのよ。って事でした。

防寒、ナイトラン、ガス欠。
気をつけましょー

ねぶた

北海道ツーリングをしていると どこからともなく聞こえて来る「ねぶた行くの?」の声。

日本一周勢が集結する ねぶたキャンプ村。

ねぶたの時期に フェリーターミナル近くに臨時設営される。
仮説のトイレ、水場がある。
無料だ。

人気の場所は建物の近く。
朝、または午前中に影になる場所。
青森の日差しは意外と強くて、跳ねて疲れて爆睡しているのを 真っ赤な太陽がジリジリ気温を上げてくる。
結果、疲れて眠いのに 暑くて起きてくる。
で、みんなで日陰に移動。
近くのスーパーでアイス買って食べる。
そんな感じ。

毎日跳ねるなら衣装は買った方がいい。
着付けは、キャンプ村の中で 誰かが出来るから聞けばいい。

草履は跳ねる時に脱げるから、紐で固定する。
うまく出来ないなら、運動靴で参加してもいい。ねぶた村はそこまでうるさくない。
作業用の足袋を履いてるのは 常連さん達。

跳人の落とした鈴は幸運を呼ぶ。
勢いよく跳ねて、終わる頃には鈴がなくなる。
子供達が足元に突っ込んでくることもある。
危なくても 気にしてないようだ。
こっちがハラハラする。

ねぶた祭りは、旅人に優しい。
あれだけの人数が集まっても 受け入れてくれている。
無料のキャンプ村を約1週間設置してくれる場所、他にないよね。

旅人はとにかくキャンプ村に行けばいいのだ。申し込みとかもないし、とにかく行って、テント張って、周りの人に挨拶して、色々教えてもらう。
みんなも、その経験があるから親切。
近くのスーパーや、旅人優待のある風呂屋を教えてくれる。
会場まで、衣装を着たままバイクで移動。
女の子は衣装の下にスパッツを履く。
捲れ上がるから。
女の子は太もも丈のスパッツを忘れるな。
あれ、可愛いから。

そして、
祭りが終わってから南下組と、北海道入りするグループに分かれていく。
函館のライムライトに行けば、ねぶたのメンバー勢揃いだったりする。
そのまま、みんなで仲良く夜景を見たり、ラッピに行ったり。

はあ。
行きたいなー。
楽しいんだよな。ねぶた。

鹿あたっく

北海道で走ってると、鹿にぶつかります。
車は廃車。
バイクなら死亡。

ぶつかる時は 諦めよう。

そう思ってました。
バイク乗って10年以上。まだ、ぶつかったことはありませんでした。

が、峠をナイトランしてたら。

会っちゃいました。
このまま通り過ぎてくれ!
と、思いましたが、鹿も「え?やだ」みたいな顔して方向転換してきた…

気づいたら
タンクと左太腿の間を「ばこーーーーーーん」と ぶつかりながら通り過ぎた…

左脚めっちゃ痛い‼︎
なにこれ!
バイク制御きかない!
グラグラグラグラ。
必死でニーグリップして安定させて、真っ暗な道を半泣きで走り続ける。
訳のわからない痛みの左脚を確認する。なんか、濡れてる。
なに?⁈⁈

今止まったら もう走れない。
車もそんなに通らない道だし。
そう思ったから必死でライハまではしりつづけた。

駐輪場にバイクを停めてスタンド立ててエンジンを止めて…
「おかえりー」
常連さんが出迎えてくれた。
力が抜けてバイクに乗ったままタンクに抱きついた。

バイクには鹿の毛と、血が付いてた。
左脚は鹿の毛がついていて、左の皮のサイドバックは衝撃で中身がぐしゃぐしゃだった。



上は翌日。
下は数日後。

ラッキーなことに、膝に血が溜まることもなく 腫れが引いて終了となった。
濡れていたのは夜露のせいだった。

あの鹿がどうなったのか、わからない。
翌日、友人が見にいってくれたけどいなかった。


鹿笛。
最近は北海道のレンタカー会社が全車装備を目指している。
鹿に聞こえる超音波で、ビックリさせて動けなくなった隙に そーっと通り抜けるって道具。

あれ以来、バイクに乗るのが怖くて。
あんまり乗ってません。
峠とかすごい疲れるんです。
右左をずーっと確認しながら走るの。
確実に乗る回数は減りました。

夜は無理だ。

対策として、夜走るならヘッドライトを明るくして、サイドも照らせるようにする。対向車がいない時は真ん中を走る。
鹿笛つける。
スピード出さない。
早朝、夕方、夜は走らない。
それぐらいです。

今回の壁は

ライダーとチャリダーの壁。

そんなもんないよーって言える人は 優しいんだと思います。

私はライダーです。
なので、ふらっとライハに行けばライダーさんと盛り上がります。
キャンプ場でも やっぱりライダー同士。

林道系オフ車の人達はストイックに走る人が多いです。早寝早起き。
カブはマイペース。
アメリカンは飲兵衛。
速そうな人達は エロイ。

車種でも違いますが、やっぱりライダー同士で盛り上がりがち。

チャリダーは 一緒に走ってるメンバーとばかり話す。
何処に行くのも一緒。
美少女系ゲームやアニメのオタが多い。
ガリガリだ。
日焼けのし過ぎで黒い。

ねぶたでも やっぱり別々。
バイクでねぶた参加は 頑張れば毎年行けるけど(実際常連組がいて村長もいるよね)
チャリダーでねぶた毎年参加って なかなか大変だと思うの。まず青森まで行くのも大変だし。
出陣式の後の 橋でチャリを持ち上げて見送りしてくれるのは 嬉しいです。
あの後チャリ漕いで会場に来るんだよね。涙。

なんか壁がある。
なんでだろ。

私はライダー目線で「チャリの連中はグループだから 他と交流しない」と思ってました。

先日公共交通機関を使って蜂の宿にいきました。
バイクグループとは一言も喋りませんでした。
バイクの人達はひたすらツイッターの日本一周中の誰々さんがどうのこうの話してました。

仕方ないので 他の空いてる席に座って「仲間に入れて下さい」と言ってみました。
チャリダー2人。ライダーのおじちゃん1人。
それぞれ別々で来ているそうで この日が初めまして のグループでした。
公共交通機関は私1人だったので色々聞かれましたが、旅の話で盛り上がりました。
チャリダーの臭い問題。チャリで山登り。世界チャリ旅。
バイクのおじちゃんはニコニコ笑って話を聞いてくれます。
居心地いいなー。

翌日、バイクグループは特に挨拶もなく サーっと居なくなりました。
感じ悪っ。
バイクに乗って来てたら もう少し笑顔とか挨拶も交わせるのかな?

んで、この壁はなんだ?

グループの壁なんじゃないのか??
と、ふと思いました。

グループでいれば、他と交流しなくても話し相手に困らないし、相談もできる。居心地も居場所もある。

逆に1人でいれば 他と交流しておいた方が居心地が良くなる。特にライハでは。

去年1人でバイクでライハに泊まったら、他が日本一周チャリダー三人組で…すごく絡みづらかった。
三人でひとつ‼︎みたいな雰囲気だったから。
しかもチャリダーは早寝だし。
そこの出会いからチャリダーに対する苦手意識はなくなった。
バイクは排気量でペースはかわるけど、チャリはある程度走る速さは同じだから 一緒に走るんだなーとか。
チャリってアップダウンも考えてルート決めてるんだな…とか。

お互いにタイトルつけて勝手に苦手意識で壁を作ってるんだろうな。
同じ旅人なのにね。



独り言でした。